今回はスプレッドシートの関数QUERY関数を使って、特定のデータから条件に合ったデータを抽出する方法をご紹介します。
アウトプットイメージ
まずはアウトプットイメージです。
C2セルに特定のURLを入れると、そのURLにアクセスしてくるクエリとそのimp数、click数、順位を取得します。
ローデーターを取得
まずはローデータですが、Google Search Consoleのデータをスプレッドシートに取得するアドオンを使用します。詳しくはこちらの記事を参照ください。

【SEO】Search Consoleのクエリ分析を効率化する方法
このような形でローデータを取得できます。
集計用のシートを作り関数を入力
続いて、集計用のシートを作り、以下の関数を入力して集計します。
=query(query!A1:F,“where A='”&C2&“‘”,)
QUERY関数の使い方
最後にQUERY関数の使い方を説明します。
[基本的な使い方]
query(データ,”クエリ”,見出し)
データ
どのデータに検索をかけるかですね。範囲で指定してあげましょう。
クエリ
そのデータに対してどんなフィルタリングをするかです。
ダブルクォーテーション(””)で囲います。
方法としては
・where 条件範囲の列=’フィルタリングしたい文字列’
・select 表示したい範囲列(複数ある場合は「,」で区切ります)
・limit 表示したい件数の上限
ex)
“select A,C,F where C =’テスト’ limit 10”
見出し
見出し行の行数を指定します。ローデータを指定する際に見出し行を省いて指定した場合は、省略・あるいは0を入力、で対応可能です。
まとめ
いかがでしたか。
使いこなせるととても便利な関数なのでぜひ活用して見てください。